「年末にひかりの魔術師あらわる」第489回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年01月06日(金)06:42

年末恒例のサルシカ餅つき大会が終わった翌日。
つまり大晦日イブの12月30日。
朝からサルシカ秘密基地にて店舗の打ち合わせ。
新店長のみずのっちを囲んで、今後の工事について、店の営業についてみっちり確認する。

その間も、もう1店舗「歌声サロンまりりん」の女将のまりりんから、画像データが次々に送られてくる。

「バラのめっちゃかわいい玄関マットみつけたん! 隊長、買ってええ?」
「花柄のまな板を発見! 買ってぇ」

必要な備品だから買うのはいいのだが、すべて花柄なのである。
壁はピンクだわ、備品は花柄だわ、想像するだけで「やれやれ」である(笑)。

打ち合わせを終え、店舗のある津市大門へ。
集合したのは、もはやわれわれの行きつけの1軒である食堂「大森屋仲見世店」。

ここで、花柄ピンク狂のまりりん、そしてひかりの魔術師、鳴海さんと合流する。

鳴海さんは美里に拠点を置く「第七劇場」の主宰である。
光を駆使した舞台装置は海外でも高い評価を受けており、ギョーカイでは、「ひかりの魔術師」と呼ばれている(と思う)。

鳴海さんには、おばんざいバルすみすの照明もデザインしてもらった。
今回、みずのっちの「キャンプバー・ランタン」、まりりんの「歌声サロンまりりん」の両店の照明も彼にお願いするのである。

また、彼はいつの間にか電気工事の資格まで取得していたので、電気工事の仕上げもお願いすることに。

ここで、大森屋で何を食べたかなどを紹介する必要はまったくないのであるけれど、シンプルな中華ラーメンの定食セットはすごくリーズナブルでおいしかった、と書いておこう(笑)。

そして店に移動。
クリスマス工事からはじめて中をのぞく。

ピンクの珪藻土で壁を塗り尽くしたまりりんのお店だが・・・・上品ないいピンクに仕上がっていた。

続いて、みずのっちの「ランタン」にて打ち合わせ。

まずは大工さんと最後の仕上げについての確認。

大きなところでは、カウンターのうしろの棚があまりにも木目が目立っていて、まるでウッディな店になってしまっているので、棚の色の変更をお願いする。
カウンターの高さの微調整、幅の調整、階段の手すりなど、細かいところまでひとつずつやっていく。

続いて照明の打ち合わせ。
店名「ランタン」のイメージ通り、店内にランタンが灯る予定である。
そしてキャンプファイアーのような炎がテーブルに出る予定である。

炎をどう演出するか。
光の当て具合がむずかしいのだという。

いろいろ検討してイメージしてもらうことに。

そんな時、黒板屋さんの奥山さんがやってくる。

なんと!
巨大な黒板が余っているだけれどお店で使わないかとお話があったのだ。

で、息子さんといっしょに運んできてくれる。

巨大黒板は、高さ80センチ、長さ230センチ。
そんな黒板がおけるスペースはなかろうと思っていたら、あったのである。
側面が完璧に空いていた。

これはメニューボードと連絡ボードに使わせていただく。
普通にメニューを書いたら、300種ぐらい作らないと埋め尽くせないぞ、みずのっち(笑)。

続いてテーブルの設置場所、形や高さの打ち合わせ。
すみすのときもそうだったが、テーブルやカウンターの高さ、椅子の高さ、座り心地は本当に大切なのだ。
念入りに打ち合わせ。

こうしてあるものでテーブルをつくり、テストするのもすみす以来のことだ。

2階の間取りを細かくチェック。
ここにはソファのセットを入れることになっている。

ひとまず家具のカタログを持ってきたが、ぴったり収まるものがない。
このあと、ニトリにいったけれどダメ。
しばしネットで調べまくる日々が続きそうだ。

まりりんはすでに年明けの工事の調整に入っている。

この日の打ち合わせで営業開始日を遅らせることを決定した。
ランタンもまりりんも当初の予定より1週間ほど遅らせる。

急げば間に合うかも知れないが、やはりパーフェクトな状態でお客さんもお迎えしたい。

で、いまのところオープンは、みずのっちのランタンが2月3日。
まりりんの店はその1週間後ぐらい遅れて・・・・という感じである。

こちらの詳細はまた確定次第お知らせします。

ひとまずこれで、サルシカの2016年の活動のすべての報告が終了した。
次回より、2017年の取り組みの報告となる。

その記念すべき2017年の初報告は・・・・・・やはり工事!!(笑)
サルシカ新店舗の年始工事です!!